ドラ受けについての考察U
Q1、
東場
東家
ドラ7m
44466m57s456p 678mチー
7sツモ
6mをチーし、カン6sに受けた所7sをツモった。
とりあえず自分の捨て牌や点棒、場況等は考えないとして、シャンポン(3枚)、カンチャン(4枚)にどちらに受けるであろうか?
カン6sに受けた場合
4s(4枚)ツモ
36s(8枚)に受けることが出来る。
7s手出しになるので36sが出にくくなるデメリットもある。
8s(4枚)ツモ
両面に変わるが、待ちとしてもカン6sで変わらない上、9sを引いた際に6sでの出アガリが出来なくり、4sツモで両面に変わる分、8sはツモ切りが正着と言えるであろう。
シャンポンに受けた場合
4m(1枚)ツモ
カン5m(4枚)に受けるか、アンカンすることが出来る。
5m(4枚)ツモ
47m7s(7枚)に受けることが出来る。
7m(4枚)ツモ
58m(8枚)に受けることが出来る。
ドラ受けが出来る分打点も伴うし、ドラで打つ心配がなくなる。
たしかに、ドラ待ちおよびドラ側で待つ可能性が高くなり、場に出にくい牌でもあるので、出アガリもしにくくなる。どっちを選ぶかはその時の場況などで決まることであろう。
Q2、
東場
東家
3順目
ドラ5s
1145m123789s56p北
ツモ4s
北は3枚切れの安全牌、ピンフの1シャンテンであるが、
ここでツモ4sと来て何を切るであろうか?
*場況などの細かい事は考慮しないものとする。
4sを残すのもありだが、ここで4sを残すメリットを説明しよう。
2s引き
カンチャン+両面の1シャンテンに取れるが、ほとんどこのターツは必要ないと言って良いだろう。
両面とカンチャンを選ぶならピンフも付く両面を選択する人がほとんどであろう。
3s引き
2s一枚使いではあるが、25sに受けることができる。
最終系になれば、ドラで打つ心配がなくなる。
5sを先に引けばピンフドラ1でリーチ掛けて裏載れば親満、打点もそこそこ伴う。
5s引き
36sに受けることが出来て、6s引けば一通が確定し、ダマテンでも親満に変化する。
6s引き
受けがカン5sになってしまい両面ターツを見切る必要があるが、5s引けば、一通が確定しダマでも親満になる。
カン5s待ちになってもダマテンでもツモれば親満、出アガリ7700あるので打点は十分。
北を残すメリットも説明しよう。
・4sで打つ心配がなくなる。
├ ドラ側なので1翻無駄に付くケースも多い。
・最終系がドラ跨ぎ及びドラ側で待つ心配がない。
├ 前に説明した通り、出上がりがしにくくなるケースも多い。
どこかを捨てれば、メリットも増え、デメリットも増える。
どれを切るかは、あなた次第であろう。
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